Drums Proshop GATEWAY 　WEB SHOP

外観　★★★☆☆

約60年前とは思えない良好なコンディション。
純正カラーですが、カバリングの継ぎ目に若干浮きが出ています。
ヘッドも綺麗ですが、多少の使用感はあります。

その他、ダイカストフープとREMOコーテッドヘッドも付属していますので、張り替えてメロタムとしても使用可能です♪

サウンド　★★★☆☆

いわゆるエッジの効いたラテンサウンド！というよりも、素朴で丸くてタイコな感じの優しい音色です。
なので、ラテンでビシバシ使うというよりも、POPSなどでふんわり使いたいボンゴです。

ガシガシ使いたい時は、付属のフープやヘッドに張り替えてメロタム状態にすればスティックで叩いても平気です。ハル・ブレインに近づけるかもしれない。。

シェルの基本的な構造はこの当時のドラムと同じく3PLYのメイプル、打面側のエッジは、内側を頂点に、外側に向かって削られているリバースラウンド型です。

この当時のドラムも、パキーンと抜けるラテンサウンドではないので、もう本当にそのままのシェルでボンゴを作ってみました！的な感じでしょうか。

現代の一般的なボンゴサウンドとは異なり、他との比較が難しいですが、昔の日本のメーカーのボンゴのような柔らかい音色で、ちょっと試行錯誤を楽しみたい逸品です♪

ヘッド　★★★☆☆

本皮、プラスティックヘッド共にまだ使用可能です。

年式　☆☆☆☆☆

1950〜60年前後（3PLYシェル時代）

総評　★★★★☆

実物は初入荷！
なんてキュートなボンゴなんでしょうか！！
もうお部屋のインテリアとしてでもイイや！欲しい！！！
と、イケない欲求に逆らうのが大変な超レアものです！！

GRETSCHに限らず、この当時のドラムメーカーはたくさんのラテンパーカッションをラインナップしていますが、ドラムに比べて圧倒的に数が少なく、現存するのは世界的にも珍しい事です。

ここまで良好な状態であれば、博物館行きになっても不思議ではありません。

その他、根本的な構造として、現代の一般的なボンゴはもっと太いボルトで本体の下側からナットを締めてリムを下から引っ張るので、厚みのある牛皮でもしっかり引っ張ることができますが、これはドラムと同じような構造なので、現状ついているよりも厚い皮を張るときは注意が必要です。

とにかく二度と出ないかもしれない超レアものです。早い者勝ち！！