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外観　★★★★☆

若干の傷や使用感はありますが、全体的には非常に綺麗な状態です！
一見ロゴが消えているように見えますが、薄くロゴが彫刻されています。
実は初期のモデル（96〜98年くらい）だけこの彫刻ロゴでした^^

サウンド　★★★★★

ほんとにパイステ！？となるような、ダークで深みのあるサウンド♪
ビンテージシンバルのような深みと説得力のある響きです。

そこにパイステらしい透明感や抜けの良さといったエッセンスも加わり、
ダークなのに艶があって、瑞々しいのにドライというシンバルのオイシイところが一枚に凝縮されたような音色はまさに絶品。

ボウ・エッジ・カップ各部のバランスもとても良く、抜けの良いベルと広がりのあるクラッシュも相まって、非常に表現力に優れたシンバルです。

適度にウェイトがあるので、アコースティックな編成に限らず、トラディショナルなロックやブルース、さらにはウタモノポップスでも使っていける懐の広さも魅力です！

年式　★☆☆☆☆

恐らく1997年製

総評　★★★★★

パイステの最高峰モデル、シグネイチャー”TARDITIONALS"！！

現代パイステの代名詞、シグネチャー（ザパイ）と同じ合金を使いながら、ハンドハンマーなど伝統的な手法を掛け合わせたまさに同社の技術の粋を結集した秀逸なモデル。

ビンテージシンバルのような響きの中にしっかりとパイステらしい煌びやかで洗練されたエッセンスが加えられていて、単なるビンテージサウンドの再現というよりも、「再解釈」といった方がいいかもしれません。伝統的なシンバルの響きをベースにしながらも、それを現代的にアップデートしたキャラクターに仕上がっています。
ビンテージシンバルやトルコ系と馴染ませやすいので、パイステにニガテ意識があった方にも是非一度お試し頂きたい一枚です。
一生の相棒になるようないいシンバルを探している方、これは要チェックですよ♪
中古での流通は決して多くないモデルなので、お探しだった方も是非この機会に！

(レビュー/スタッフ"あだぽん"足立)