【ヴィンテージ】GRETSCH(グレッチ) / 60's NAME BAND #4157 14”x5.5" スネア
(60年代 14インチ×5.5インチ スネア)
シェル |
フープ |
スイッチ |
スナッピー |
メイプル
6PLY
(ジャスパーシェル) |
ダイカスト
8テンション |
現行G-5380
マイクロセンシティブストレイナー
&
ビンテージ#5381バット部(純正) |
恐らく
GIBRALTAR 42本 |
音量
小★★★★★大 |
音質
柔★★★★★硬 |
音域
狭★★★★★広 |
反応
悪★★★★★良 |
明るさ
暗★★★★★明 |
外観 |
★★★★★ |
オーバーホール済みで非常に良好な状態♪
スイッチ側のみ、現行のマイクロセンシティブに換装されています。
その他、カバリングに少し亀裂が入っている部分も何か所かあります。
カバリングの継ぎ目のところは、少し浮きがありますが、可能な限り補修しています。
GRETSCHのヴィンテージはシェルが大き目に作られていて、通常サイズのヘッドだと、きつくてうまくハマらない事があります。
この個体は、ヘッドは比較的どのタイプでもハマりやすいので、あまり心配はいりませんが、カバリングが重なり合っている部部分などは、角度が悪かったりヘッドを無理に押し込もうとすると、カバリングとぶつかってうまく入らないことがあります。
神経質になりすぎなくても大丈夫ですが、ヴィンテージという事でそれなりに気を使ってあげる必要はあります。
また、スイッチ換装の件は、実はヴィンテージのスイッチも現行のスイッチも、取り付け穴位置が全く一緒なので、付け替えの穴跡などはありません。
オリジナルのマイクロセンシティブは、相当コンディションの良いものでもプレイ中にOFFになってしまったりと言った独特の問題もありますので、スイッチが現行の方がある意味ではラッキーかもしれません♪
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サウンド |
★★★★★ |
THAT GREAT GRETSCH SOUND♪
ドライでとても太い音色です。
往年のJAZZの名盤には、
「あぁ、、、この音だよな。。」という音色が数多く存在しますし、叩いていると本当にその気になる音色です。(笑)
エルビンも、アートブレイキーもトニーウィリアムスも、絶対にみんな愛用していたと思います。
多くのJAZZレジェンド達が愛用していたという事で有名なモデルではありますが、さぞかし繊細な音色だろうと思うと、実は違います!
むしろ荒々しいというか、粗削りというか、粗挽き!(笑)
でも、確かに小さなショットでも低音までしっかり響き渡るレスポンスの良さもあります。
シェルは、もう少し叩き込んでいくともっと良く鳴るようになりそうです。
楽器を傷めない程度に、フルショットでしばらく鳴らしこんであげると、恐らく2ヶ月ぐらいでさらにパワーアップしてくれるでしょう!
あの時代のそういう音が欲しい!
という方には、迷う余地はないでしょう!
良いスネアですよ♪
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ヘッド |
★★★★★ |
裏はそろそろ交換がオススメ!
打面:REMO / COATED AMBASSADOR
裏面:REMO / SNARESIDE AMBASSADOR
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年式 |
★★★★★ |
恐らく1960年代中期 |
総評 |
★★★★★ |
オンリーワンな音色をとるか、どこに出てもそれなりにこなせる音色をとるか。。
この2択で言えば、確実に前者です。
でも、決して特殊な音色という意味ではなく、誰が聴いてもそのオンリーワンな存在感の虜になってしまうという一面があるのがビンテージGRETSCHの凄い所です。
楽器屋として胸を張ってイイ音です!
と宣言できるスネアではありますが、くれぐれも、どんなジャンルでもこなせるタイプではありませんので、そういうスネアをお探しの方にはオススメはしにくいです!
でも、、、器用さをねじ伏せる個性というものをぜひ味わって頂きたい逸品♪
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※サウンドの試聴にはヘッドフォンのご使用をお奨めいたします。
※サウンドの試聴にはヘッドフォンのご使用をお奨めいたします。