外観 |
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経年の小さな傷や、全体的にピッツが出てきていてエッジの部分にも進行しています。
仕様としては、60年代中期以降のシェルに、70年代以降のスイッチが付いている状態です。
どこかの時点でスイッチに不具合が起こり換装されたものと思われます。
シェルへの穴あけなど、改造の痕などはありません。
旧型のスイッチよりも使い勝手が良い部分もあるので、これはこれでアリな仕様だと思います。
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サウンド |
★★★★★ |
これもLUDWIGの代名詞と言っても差支えない名器です。
基本的には、同時期の#402と同じシェルなので、かなり近い響きですがやはりこのスイッチ独特のスナッピーのレスポンスの良さ、タイトでクリスピーな立ち上がりが際立つ音色です。
例えば、クラシックなどで、POPSよりも超繊細なコントロールが求められるような現場でも、ほんの少しスティックを落としただけでもスナッピーが反応してくれるのが、この子のスゴイところ。
まさに、“スーパーセンシティブ”たるゆえんです。
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ヘッド |
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使用可能
打面:REMO / COATED AMBASSADOR
裏面:REMO / SNARESIDE AMBASSADOR
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年式 |
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恐らく60年代中期頃。※スイッチ部分は70年代以降
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総評 |
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400や402と比べると、シェルは同じで、当時からグレードも上のハズなのに、この2台よりも人気が限定されてしまうのが少しもったいない名器です。
でも、ブラシを使ってもオイシイ音色が出しやすかったり、全体的に少しマイルドな独特の音色は、400や402に負けないぐらい使い勝手がいいんです。
食べず嫌いせずに、ぜひ味わって頂きたい逸品です!
その他の注意点は、デリケートなスイッチなので、ぶつけたりしないよう気をつけてください。
ケースもソフトケースだと入らない場合が多いので、基本的には角型のハードケースをお奨め致します。
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