外観 |
★★★★★ |
年式から考えれば、状態としてはそこまで悪くありませんが、上下のフープが異なることや、スイッチ側のテープ留めプレートがなくなっています。ON/OFFの操作は良好です。バット側はスライドプレートの曲りが見られます。ボトムフープは恐らくオリジナルで、ダブルフランジの初期のダイカストフープです。60年代以降のフープと比べて耐久性もない為、経年の歪みが出ています。
ヴィンテージにある理解のあるドラマー向けのコンディションです |
サウンド |
★★★★★ |
50年代の3PLYシェルから、6PLYシェルへ移行した頃のモデルで、同じ6PLYの#4157でも、60年代以降の物とはシェルの厚みが異なります。
ボトムフープの特性もあって、独特なオープントーンと、薄めの6PLYのあっさりとした低音感が良くマッチしています。
定番のNAME BANDモデルを、濃厚とんこつラーメンに例えると、
こちらも濃いめですが、ややあっさり、スッキリしたサウンドです |
ヘッド |
★★★★★ |
まだ使用可能
打面:REMO / COATED AMBASSADOR
裏面:REMO / SNARESIDE AMBASSADOR |
年式 |
★★★★★ |
1950年代~60年代初期 |
総評 |
★★★★★ |
スイッチ側は、プレートがない為ヒモ留めしかできませんが、ご要望があれば当店でプレート部分を製作加工して、純正に近い状態に修理いたします。ご相談ください。
見た目には少し惜しい部分もありますが、とても珍しい年式でサウンドもこの年式特有の絶妙さです。
サウンド面では、この時代以降の#4157を所有しているドラマーも唸る逸品ですよ!
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