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外観　★★★★☆

当店にてオーバーホール済み♪
経年の多少の傷などはありますが、機能などは全く問題なし！
良好な状態で今すぐに本気出せます♪

独特な形のフロントホールが、なんかハッピー♪なキモチにさせてくれます^^

サウンド　★★★★☆

厚めのメイプルシェルに加え、なんと12&13タムも8テンション仕様！

なので、バスドラムの上に小ぶりなフロアタムを並べているような感じで、トラディショナルなLUDWIGサウンドよりもかなりゴツンとしたアタック感があります。

え？アナタダレ？！
と、言ってしまいそうなぐらい、この前後の時代では当たり前のLUDWIG独特のあの甘いトーンが抑えられています(汗)

この当時主流だったSONORシグネチャーや、YAMAHAレコカスの土俵でバリバリの勝負をしている印象です^^;

とてもソリッドで、巨大化していくプロフェッショナルな現場のステージ上での音抜けや、オンマイク環境での響き方にもかなりフォーカスを当てているようなゴリゴリのサウンドに化けています^^;

SONORシグネチャーよりも少し柔らかいキャラクターと、YAMAHAレコカスよりも深い響きという感じでしょうか。
この時代特有のキャラクターをヒシヒシと感じますが、2025年現在、これはもう一周回ってナウいかもしれません♪

時を経て、また新しいサウンドを求めるドラマーの皆様、ぜひお試しください！

ヘッド　★★★☆☆

打面:LUDWIG / 80's ROKERS SILVER DOT(HEAVY) 裏面:LUDWIG / 80's ROKERS HEAVY CLEAR BDフロント:LUDWIG / 80's ROKERS BLACK(HEAVY)

年式　☆☆☆☆☆

1988年10月17日生まれ

総評　★★★★★

古き良きノスタルジックな時代から、未来へ向かってモダンなドラムサウンド模索している時期のLUDWIGのフラッグシップモデル♪

この頃は日本のドラムブランドも世界で目覚ましい活躍をしていく時代とも重なるので、スマートで実用性・汎用性の高い日本のドラムと、

小回りとか繊細さよりも、ドーン！バーン！という重厚な存在感とパワーがゴリゴリのアメリカンドラム、

何となく80年代のマッスルなアメ車と日本車の構図を見ているような感覚にもなります^^

バスドラムも思い切って4本脚にしてみてるのも面白いですよね♪

現代のLUDWIGは、また伝統のサウンドに回帰していますが、裏を返せば、この時代は伝統のLUDWIGサウンドをここまで変革させなければいけないような状況だったとも推測できるので、まさに激動の時代だからこそ生まれた新たな方向性とも言えると思います。

ロックでスタジアムな響きがまた新鮮ですョ♪

(レビュー/店長 とら植木)