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外観　★★★★★

多少の小傷はありますが、あまり使用感もなく新品同様の状態♪

サウンド　★★★★★

素晴らしいクオリティ♪

もう一枚の入荷品、2023年モデル[UI_250726_02]と比べると、こちらの方がピッチ感が低くダークな印象です。

もちろんこれはFUNCHシンバルの解釈で作られたもので、トニーが実際に使用していたOLD Kのサウンドと全く同じ質感とは言えませんが、ピング音や倍音の響き、減衰の仕方も、そして、このウェイト感も。。かなりの再現度じゃないでしょうか。。。

もはや説明不要ですが、Nefeltiti(ネフェルティティ)と名付けるからには！！という説得力があります。

アンサンブルの内容次第では完全にあのサウンドに響くのではないかとも思えます^^

これも少し太めのスティックで叩いた方が、より当時のトニー感に近づく印象です。
至高のライドシンバルを探している！というドラマーはぜひお試しください！

年式　☆☆☆☆☆

恐らく2024-25年頃のモデル

総評　★★★★★

2017年頃に立ち上げられた、デンマークのコペンハーゲンでシンバルを製作をしているラッセ・ファンチさんのブランド、Funch Cymbals(ファンチ シンバル)。
現地発音ではファンク シンバルと読むそうです。

ラッセさんは、デンマーク国立音楽アカデミーでジャズの教育を受けた生粋のジャズドラマーであり、シンバルへの興味からブランドを立ち上げ、トルコのシンバル作りを学んで製造から最終パッケージまでを一人で賄っているそうです。

ベースになったシンバルを完全再現したと思われる“クローン”モデルや、歴代のドラマー達が相棒にしていたシンバルを強く意識して作られたであろう“トリビュート”モデルの他、ラッセさん自身のイメージでブレンドしたオリジナルのシリーズがラインナップされています。

2021年頃から当店にも入荷してくるようになり、入荷の度にシンバル製作の技術力も高まっているような印象を受けます。

日本国内ではまだまだ見かけない非常にレアなシンバルですが、スピッチーノやクレイグ・ローリッセンとも違うけど、同じように製作者の魂のこもった新たなブランドとして今後も目が離せません！

(レビュー/店長とら植木)