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【GATEWAY特選ビンテージ】TAMA & SLINGERLAND / 70-80's 混合ドラムセット22.20.10.12.13.16 w/ハードケース【送料目安:XL】

型番 【特選ビンテージ】TAMA & SLINGERLAND / 70-80's 混合ドラムセット
SOLD OUT
※商談中※

■商品名:【GATEWAY特選ビンテージ】TAMA & SLINGERLAND / 70-80's 混合ドラムセット22.20.10.12.13.16 w/ハードケース【送料目安:XL】

■カテゴリー
タマ、スリンガーランド、ガーランド、ナチュラルメイプル、3プライシェル、VINTAGE

■シェル:SLINGERLAND / 20.12.13.16(メイプル&ポプラ3プライ+リオンフォースメント)TAMAスーパースター22.10(改造3プライ+リインフォースメント)
■サイズ:22x14BD&10x8TT(TAMA)、20x14.12x8.13x9.16x16(SLINGERLAND)
■カラー:ナチュラルメイプル
■付属品:ハードケース、YAMAHAタムマウントシステム(2タム用)、FT脚
※全体画像で20BDに付いているロングのシングルタムホルダーは付属しません。

■音量:小 ☆★★★★ 大
■音質:柔 ☆★★★☆ 硬
■音域:狭 ☆★★★☆ 広
■反応:悪 ☆★★★☆ 良
■明るさ:暗 ☆★★★☆ 明

外観 ★★★☆☆

当店にてオーバーホール済み。
経年の使用感やタムホルダーシステムがYAMAHAに換装されている他、BDスパーなどもYAMAHAに代わっていたり、各部でカスタマイズが施されています。
中でも驚きの加工は、本来6プライバーチであるTAMAのシェルを3プライまで剥いでリインフォースを付け、SLINGERLANDとTAMAのサウンドキャラクターを地ならししてしまっていることです!

恐るべき圧巻のカスタマイズは、日本のドラムテックの先駆けと言っても過言ではないレジェンド、山本健司さんによるもので、このセットはドラマーの伊藤史朗さんからの放出品です。

ドラマーの伊藤さんは、スタジオワークを中心に1970年代から活躍されていて、今はNHKの「うたコン」のドラマーとしても毎週そのグルーブを堪能できます^^

山本さんは知る人ぞ知るカスタマイザーですが、その技術はもちろん、ドラムのチューニングに関しても、どうやったらそこまで鳴らせるの!!?というぐらい神懸ったスキルの持ち主です。

このお2人のコンビネーションによるドラムセットやスネアを当店でも過去にいくつか扱っていますが、本当に毎度毎度「ここまでやるか・・・。」と敬服してしまうような次元で加工されています。

今回も、店長が20代の頃に伊藤さんのローディとしてあちこちの現場で勉強させて頂いていたご縁から、このセットを当店で販売させて頂くことになりました。

もちろんこのドラムセットも当時から各所でセッティングしてきたので非常に馴染みがあり、思い入れもあります。

古き良きビンテージドラムのサウンドを、21世紀の現在でもファーストコールで仕事ができるようにカスタマイズされた至宝のドラムセット♪

サウンド ★★★★★

全体的には、SLINGERLANDのキャラクターに合わせてTAMAの方をカスタマイズ加工していてSLINGERLANDの6点セットと言っても差し支えないものです。
でも、ガーランドのセットも少しエッジがカスタマイズされていて、純正のままのいなたい感じよりも、立ち上がりが早くシャープな感じになっています。

伊藤さんは主に、22.10.13.16という構成をメインに使用していて、20.12はその時の仕事の内容などで出番があったりなかったりという感じです。

主にレコーディングを中心に、演歌からロック系まで幅広い現場で活躍していましたが、この10と22が良い味になってモダンさを押し上げているような感じで、良い音なのはもちろんですが、レコーディングされた音もそこまで「ザ・ビンテージドラム」というところまで個性を強めず、でも独特の暖かみがある程よいところでまとまっています♪

もちろん、打面のヘッドチョイスをコーテッド系にすると、それはそれは至高のビンテージサウドも展開できます♪

死角なし!絶品のガラタマ(Slingerland+TAMA)トーン♪

ヘッド ★★★☆☆

まだ使用可能!
13と16は表がクリア、裏がコーテッド!
クリアヘッドの明瞭さを活かしつつ、バチンというアタックを若干マイルドに纏めてくれる現場ならではの発想のヘッドの張り方^^;
10TT/打面:EVANS EQ2クリア 裏面:REMO クリアアンバサダ
12TT/打面:REMO コーテッドアンバサダ 裏面:REMO クリアアンバサダ
13TT/打面:EVANS EQ2クリア 裏面:REMO コーテッドアンバサダ
16FT/打面:REMOクリアアンバサダ 裏面:REMOコーテッドエンペラー
20BD/打面&裏面ともREMOコーテッドアンバサダ
22BD/打面:REMOクリアエンペラー フロント:REMOコーテッドアンバサダ

年式 ★★★☆☆

1970年代(SLINGERLAND)+1980年代(TAMA)

総評 ★★★★★

このセットのカスタマイザーである、山本健司さんは、ポーキーさんの愛称で親しまれている日本のドラムテックの先駆けのような存在です。

当店でも所縁が深く、これまでも沢山のご指導を頂いてきた方ですが、丁度このセットが作られた80年代頃の音楽業界では、いわゆる売れっ子のドラマー達は、まず楽器屋さんで楽器を購入すると、ポーキーさんがそれを引き取りに来店し、工房でカスタマイズが施されてからドラマーの元に納品になるという流れだったようです。

当店の先代店長も当たり前のようにその流れを見ていたそうなので、嘘のような本当の話ですが、なんかカッコいいですよね♪

今よりもはるかに専門的な情報の少ない時代に、3プライのSLINGERLANDに合わせてTAMAのプライ剥がし加工をしたり、リインフォースを加工して取り付けたり、エッジの成型やトータルなサウンドメイクなど、相当な確固たる信念と技術がないと成り立たないような事なので脱帽では足りません。。。

さらにさらに、、、正直なところ、こんな加工をしていたら、ドラマーご本人の元に行くまでには、恐らく費用が倍にはなっていそうです。。。。が、、、そこはバブルの時代の凄さという他ありませんかね。。。^^;
ほんとスゴイ・・・。
インターネット情報では出てこないような活きたドラマがここにあります!

当店も全力で次世代のドラマーに引き継いでいきたい逸品!
ライブもレコーディングも、ありとあらゆる仕事を抜群の説得力で引き受けられるオンリーワンなドラムセット♪

(レビュー/店長とら植木)