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外観　★★★★☆

ラグやスイッチなどのパーツに少しくすみが見られますが、全体的に綺麗で抜群のコンディションです♪

サウンド　★★★★☆

15プライ！驚異の肉厚シェル！
一音一音の圧は凄まじく、とにかく元気な音で圧倒されます♪
かといって取っつき辛い印象は全くなく、音色は柔らかめで、バーチ特有の温かみも感じられます。

全体的に中低域辺りが良く出てくれますが、チューニングはミドルからハイピッチにかけてが得意で、ハマった時はスコーン！と気持ちよく抜けてくれます。
ローピッチではサスティーンのコントロールが少々難しい印象なので、がっつりミュートでの音作りがオススメ。

ファンクやソウル、ロック系で大活躍しそう！

ヘッド　★★★☆☆

表面：REMO COATED AMBASSADOR
裏面：AQUARIAN Classic Clear Bottom CCSN-14

年式　☆☆☆☆☆

恐らく1998年

総評　★★★★☆

EAMESとは1950年から続くアメリカ・ボストンに工房を構えるドラムメーカーで、
元々はSTICK CONTROLの著者である、ジョージ・ローレンス・ストーン氏の父、ジョージ・バート・ストーン氏が1880年代に設立した"George B. Stone & Son"というドラムメーカーでした。

1917年にバート氏が病で亡くなった後は、息子のローレンス氏が経営を引き継ぎ、
主にニューイングランドの地域で栄えたようですが、1930年代後半には製造の衰退に伴い、工場が閉鎖されてしまいました。
そこで、ローレンス氏が運営するドラムスクールの元生徒であったラルフ・イームズ氏が1950年に工場設備を買い取り、現在まで続くドラムメーカーまでに発展したそうです。

シェルは一つ一つハンドメイドで、中でもこのマスターモデルのスネアは、 EAMESのラインナップの中でも最上位のモデルです。
作り込みの丁寧さや、木の質感を存分に活かした音色には長年の職人魂を感じさせられます。

このスネアとは別ですが、あのスティーヴ・ジョーダン氏も EAMESのスネアを愛用してたみたいですよ♪

バックビートで永遠と鳴らしたくなるほどの気持ち良さ！
イイスネアです♪

(レビュー/スタッフ"ながちゃん"長畑)