カートを見る
営業日カレンダー
外観 ★★★★☆
当店にてオーバーホール、調整済み。 美しい輝きでパーフェクトに近いのですが、ボトムのエッジに恐らくスネアスタンドに乗せる時に負ったと思われる若干の凹みが3ヵ所ほどあります。 その内の1ヵ所は、エッジの頂点で約8mm幅程のヒビになっていましたが、サウンドに影響が出ない範囲で補修材で薄く塞いであります。 コレクターズコンディションではありませんが、実用には問題なく、チューニングレンジも何か制限が掛かるような印象はありません。 通常の使用であれば、ボトムのエッジよりもフープの方が出っ張りがあるので、スネアスタンドに乗せてもこのようにボトムのエッジに損傷が出ることはあまり考えられません。 ただ、長期間スネアサイドを交換していない場合などは、フィルムが伸びきってリムとの高低差が無くなってきたり、スネアスタンドのアーム側のゴムの損傷や、そもそも付いていないなどの状況で使い続けると、このようにボトムエッジに何かダメージが出てしまう事も考えられます。 とても柔らかいシェルなので残念な傷ではありますが、致命傷ではないのが救いです。 その他、細かな傷などは多少ありますが、チューニングボルトやワッシャーもオリジナルのものです。 シェルの表面のコーティングも状態が良く、真っ黒ではない、下地のブラスの金色がうっすらと感じられるような独特なブラックビューティ仕上げが本当にビューティフル♪
サウンド ★★★★★
甘いLUDWIGトーンの中に、心地よい重心の低さと、適度にタイトなソリッド感があり、流石の存在感がありながらも、いかにも「高級スネアです!」という主張がない、親近感のあるサウンドです♪ もうこの美貌に相応しい余裕が溢れる音というんでしょうか。 全然頑張らなくてもモノスゴク良い音!ずるい!(笑) 世界でも指折りのレアスネアなので、アチコチ持って歩くのも気が引けてしまうところはありますが、単純に音色の面ではとっておきの一台という感じではなく、いつも身近に置いておきたいキャラクターです。 滅多に行けない高級なレストランの味というよりも、行列のできる近所の名店の味。。みたいな。。。昨日も行ったけど今日も行っちゃおうかな。。とクセになるようなサウンドでしょうか♪ もう少しスッキリした音にサウンドメイクをするならLUDWIGのスネアサイドもオススメ♪当時のLUDWIGの純正スネアサイドに近い質感の、EVANSのオーケストラ300も相性が良さそうです♪ とにかくスッゴイいいですよ♪
ヘッド ★★★★☆
まだまだ使用可能 表面:REMO / コーテッドアンバサダJP 裏面:REMO / スネアサイドアンバサダ
年式 ★★★☆☆
シリアルNO.1663683 恐らく1977年〜78年頃
総評 ★★★★★
黒い美貌! ブラックビューティ! このネーミングだけでもスネアのサウンドに負けないぐらい良い響きですよね♪(笑) 実は、ブラックビューティーという名前は、1924年にジョージ・ガーシュウィンの名曲、「ラプソディ・イン・ブルー」が演奏された時にドラム(パーカッション)を担当していたジョージ・マーシュのスネアの音に感動した指揮者のポール・ホワイトマン氏が「BLACK BEAUTY]と呼んだのがキッカケなんだそうです。ドラマチックですよね〜♪ よくぞ命名してくれました! BLACK BEAUTY 今や全ドラマーの憧れのスネアNO.1と言っても過言ではないかもしれません。。。 特にこの70年代後期のモデルは、1920〜30年代頃に生産された初代ブラックビューティが長い時を経て復活したもので、77年頃〜79年頃までの短い期間にしか生産されていない非常に希少性の高いレアスネアです。 1920年代の物はシェルが2ピースに分かれたヘヴィブラスで成形されていたそうですが、この70年代型からシームレスブラスシェルになったことも特徴です。 その後、90年代に再生産が開始されてからは現在でも入手可能なモデルではありますが、 現代でも量産が難しく、年間の生産台数も限られているスネアなんだそうです。 この70年代型も数が少ないのは、当時も非常に高価なスネアだったためという理由もあるようですが、当時のカタログには、今後益々価値が高まっていくことを確信しています!という文言も見られ、LUDWIGの自信の程も伺えます。 という訳で、珍しいし高いしで、高嶺の花みたいな存在ですが、ご本人的にはそんなポジションに収まるつもりはないようで(笑)、、とても馴染みやすい人柄ですよ^^ なので、1軍のエースとして、家宝でもあり相棒でもある存在という事で! 永遠に輝け、ブラックビューティ♪ (レビュー/店長 とら植木)
【GATEWAY特選品】MAGNA CART / FF FLATFORM 4-WHEEL CART (折りたたみ式台車) 【送料目安:M】