カートを見る
外観 ★★★★☆
大きなダメージもなく、非常に良好なコンディション♪ なぜかBottomの表記の方よりTopの方が若干ウェイトが重めです。 きっと印刷ミスかな?(笑) でも、上下の組み合わせはお好みなのであまり気にせずにおきましょう。
サウンド ★★★★★
非常にバランスが良く、適度にモダンでシャープさのある絶品のハイハットサウンド♪ かなり当たりのペアです♪ いいなぁ〜♪ 教科書に出てきそうな素晴らしい音^^ ボトム表記の方が軽いので、やはりそちらをトップに持ってきた方がバランスが良い印象もありますが、逆さにしてもイイ音ですよ♪ この1つ前の世代のKジルは、いわゆるオールドKの最終型となるのでトルコ製の完全ハンドハンマーになります。 世代は1つしか違わないのに、このCANADA Kは、キャラクターとしてはオールドKとは大きく印象が異なるのが面白いところですが、段々と大音量化されて、様々な電子楽器も生まれてきた音楽的な時代背景も考えると、次世代のKジルサウンドとして新たに生み出されたキャラクターなんだろうなという風にも感じられます。 カナダKもビンテージシンバルという位置付けにはなりますが、「ザ・オールドシンバル」というアコースティックな面だけではなく、現代の楽器にも通じるモダンな響きも持っているので、この絶妙なハイブリッド加減がタマリマセン♪
年式 ★★☆☆☆
恐らく1970年代末〜80年代初頭
総評 ★★★★★
一説には、カナダKは生産期間が約2年ほどとも言われている非常にレアなシンバルです。 Kジルジャンは、1970年代末(恐らく1977年頃)にトルコでのシンバル製造を停止して、現在のアメリカ製造になる前に、一旦カナダに拠点が作られますが、そのカナダ工場で生産されたシンバルがカナダKになります。 そして、そのカナダの工場というのは、その後1982年にはSABIANブランドとして立ち上がることになり、80年代の初頭にはKジルジャンのアメリカ工場も稼働を始めるので、確かにカナダKの実際の製造期間は2年ぐらいなのかもしれません。 最初期のSABIAN HHシリーズは、ブランドロゴが違うぐらいで、ほとんどカナダKと同じような見た目と音をしています。 まぁ、この辺の歴史やウンチクはともかくですが、そこら辺のハイハットとは違うんだゾ! ということで、いつも1軍のスタメンとして、愛情を持って大事に使って頂きたいシンバルです♪