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外観　★★★★☆

当店にてオーバーホール済み。
多少は使われているので傷一つないという状態ではありませんが、フルオリジナルの極上コンディション♪

トニー・ウィリアムスがスタン・ゲッツ、チックコリア、スタンリー・クラークと一緒にやっている時のセットとお揃いです♪(詳しくはYOUTUBEで見れます)

BDウッドフープに数か所、
タムのスネアと当たる面に少々、
BDのエンブレム面に少々、
フロアタムのシェルに多少の削れ

この辺がある程度は使われてきた中で付いた傷だという印象ですが、楽器としては全く問題ないレベルで大きく気になる程ではありません。

もう少し古い年式だと、BDフープはインレイ仕上げになっているものが見られますが、これはラッカー仕上げになっています。
ちょうど切り替わった頃なのかもしれません。

レールマウントタムホルダーのLロッドは純正ですが、かなり短めなのでタムを高くマウントしたい場合はスネアスタンドなどでマウントした方が良いかもしれません。
レールマウントタムホルダーシステムは、グレッチでは75年頃に廃止され、その後は使い勝手が非っっっ常に複雑なモンスタータムホルダーに移行していきます。。
なので、74年製のこのセットはギリギリセーフ(^_^;)

BDシンバルホルダーのL字の部分のみ厳密には純正ではありませんが、上部は純正です。 こちらもあまり高さが稼げないので、高くシンバルをマウントしたい場合はやはりスタンドマウントをお奨めします。

画像参照ですが、BDシンバルホルダーには20インチのライドシンバルを参考にセットしてみました。
22だと恐らくタムと干渉してしまうので、20インチ以下がベターでしょう。
ココはメモリーロックなどはないので、激しいプレイではシンバルが倒れてしまう事も考えられます。

ビンテージあるあるではありますが、BDシンバルホルダーの実用性については、よく検証してからご使用頂くことをお奨めいたします。
BDからシンバルが生えてるのは、めちゃくちゃカッコいいんですけどね^^;

その他、それなりに使用感はありますが、ありがたい事にハードケース付きですよ♪

サウンド　★★★★★

いいですね〜。。
うーーーん。。。。延々と唸っちゃいますね〜^^;

60年代のラウンドバッジの時代とはまた違った、ドライでイナタイんだけど洗練された70年代のGRETSCHサウンドです♪

レンジも広くて伸びもあるので、チューニングもラウンドバッジ時代よりもしやすい印象です。

60年代ほどゴツンとした感じではありませんが、この芯の部分の独特な響き方がまさにまさにです♪

バスドラムも18インチとは思えないリッチな低音感で、とても気持ちが良いですよ♪

やはり、コンボスタイルのJAZZを中心にオススメしたいキットですが、ポップス系にも使ってみても面白いんじゃないでしょうか。
良い意味で期待を裏切るパワフルな粗さもあるので、決してお上品な方向だけではありません。
パワフルに暴れさせてあげるのもまた魅力的です！

とにかくこのルックスに遜色ない極上のジャズキット！

ヘッド　★★★★☆

全て新品同様
BDフロントのみ
GRETSCH（REMO)/ファイバースキン
その他
REMO/コーテッドアンバサダ

年式　★★★☆☆

恐らく1974年製、番号もかなり近いのでファクトリーマッチと思われます。
シリアルナンバー
BD/31304
FT/31271
TT/31382

総評　★★★★★

カッコええ〜。

いや〜カッコええ〜。

あー、どうしよう、、
カッコええ〜。。

夢のままでなんて、終われない。。

THAT GREAT GRETSH SOUND!

いっぱいウンチクを書いたけど、全部ブッ飛ぶぐらい素晴らしいドラムセットです♪