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外観 ★★★☆☆
面構えも良く年季の入った貫禄の外観です♪ 打痕や表面の汚れなど、年式相応な部分がありますが、エッジも綺麗で大きなダメージはありません。 センターホールの穴が若干変形していますが、これも特に問題はありません。 ホール部分の写真をよく見ると、少しひび割れのように映っている部分がありますが、これは割れではなく傷になります。 ホールの大きさも現代の通常のシンバルよりも少し穴が小さめになりますが、ギリギリ現代のスタンドにも入る大きさです。 シミ汚れはクリーナーをかければ落ちるレベルではありますが、シミだけを除去することは難しく、全体のクリーニングになってしまうと確実に音も変わるので悩ましいところです。 経年で良い音になっている場合は、この汚れも含めてなので、クリーニングはあまりお奨めしません。
サウンド ★★★★★
素晴らしい音色♪♪ 厚すぎず薄すぎずで、レガートのまとまり方も音色のダークさもパーフェクト♪ JAZZ黄金期の至高のライドシンバルに相応しい一枚ではないでしょうか!! ピッチ感としては、エルヴィンのOLD Kの音(REAL MACOYやELVIN!)よりちょっと低いかな?ぐらいの印象ですが、あんな感じの芯のあるクリアなレガート音が特徴です♪ 広がり方はもう少しコンパクトかな?という感じでしょうか。 もちろん同じシンバルではありませんが、素晴らしい一枚♪ 生音だと意外と素朴なんだけど、例え音源だとしても音楽の中だとモノスゴイ良いところに収まるのが不思議です^^;
年式 ★★★★★
1959~1966年頃 インターミディエイトスタンプ
総評 ★★★★★
1959~1966年頃というと、今(2023年)から約60年以上も前。 そんな時期のシンバルというだけでも普通に考えてモノスゴイ事ですよね。 INTERMEDIATEスタンプ期は、JAZZの黄金期ともリンクしているので、それ以前のOLD STAMP期のもう少しいなたいキャラクターから、どんどんモダンな音に洗練されていく過程にある時期でもあります。 なので、シャラシャラと美しく響くものが多い最終型のNEW STAMP期よりももう少し無骨な印象のものが多いのが特徴です。 この個体も、まさにそういったイメージの音色ですが、INTERMEDIATE期のシンバルの中では少しその無骨さが柔らかく響く洗練されたイメージになります♪ ちょうどこの時期の人気ドラマー達の要望に応えている最中なんだろうなぁ。。と思いを馳せたくなる一枚♪ いや~素晴らしい♪