外観 ★★☆☆☆
コンテンポラーニャ製のものをベースに、ラスタカラーカッティングシートでカラフルにカスタマイズされたヘピーキです♪ ボディの部分は比較的綺麗で使用には問題ありませんが、チューニングロッドには全体的に錆などが見られます。 付属のハードケースも使用感がありますが、なかなかこの楽器を収納できるハードケースが存在しないので、あると便利ですよ♪ 当店にてメンテナンス済みですが、一般的なドラムやパーカッションと比べると、元々が素朴な作りなので、多少の粗さはブラジル楽器あるあるの許容範囲という事でご了承ください。 片面のリムには、ストラップを引っかけるための金具が付いています。 ヘピーキは片面がネジむき出しで飛び出しているので、この部分がズボンなどに引っかかって破けてしまう事もあります。ご注意ください。 演奏者の好みによって、むき出しネジを打面側に持ってくる人と、ネジは下面に向ける方もいますが、これも特に決まりはないので、ストラップを使用する場合は打面で使う側にストラップ金具付のリムを持ってくると良いでしょう。
サウンド ★★★★★
良く抜けるサンバの花形らしいスタンダードな音色です♪ 片手が素手で片手がバチの独特の奏法が特徴的ですが、ブラジル音楽のリズムに慣れてくると意外ととっつきやすく、このサイズの中でも低音、高音、中音と使い分けて色々なリズムを奏でることができます。
ヘッド ★★★★★
まだまだ使用可能 さらにオマケのヘッドが1枚付属！
総評 ★★★☆☆
ティンバレスのようなバチものと、ハンドパーカッションのミックスみたいな面白さがある楽器で、ベーシックリズムのキープからソロパフォーマンスまでこれ一台で色々できます♪ ブロコスタイルでは両手ともナイロンバチで演奏したり、ブラジル音楽独特のうねるようなグルーヴには欠かせません。 ヘピニキ、またはヘピーキと呼ばれるのが一般的ですが、店長が昔ブラジルに修行に行ったときは、師匠に、 12インチ→ヘピニキ、 10インチ→ヘピーキ、 8インチ→バクリーニャ、 と呼び名を教わりました。 奏法と同じぐらいややこしい(笑)ですが、とても楽しい楽器です♪
