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外観 ★★★☆☆
汚れや傷が多く、カップの周辺には恐らくどの時代かの持ち主の刻印が手彫りされています。 エッジの部分に1ヵ所、恐らく落としたのだと思われる歪みが出ている箇所があります。 楽器としては、使用に全く問題ありませんが、物凄く綺麗なコンディションとは言えません。 が、60年前後という経年を考えると、まずまずではないかなという状態です。
サウンド ★★★★★
実際のウェイト感よりも薄めのシンバルの音に聴こえて、クリアなピング音に少しトラッシーなクラッシュ音が心地良いJAZZライドな音色です♪ パワーもあるので、JAZZに限らず、アコースティック系、POPS系のエリアでもかなり幅広く使えそうなオイシイ音色♪ ちょっとだけテープで倍音を調整するのもオススメです♪ 恐らくはハンドハンマーも入っている最後の方の型ではないかという響き方で、60年代後期以降のサウンドよりももっとオーガニックなキャラクターです。 古き良き時代のAジルサウンド♪
年式 ★★★★☆
恐らく1960年代中期
総評 ★★★★★
オールドAジルジャンは、1960年代の中期頃からマシンハンマーでの製造に切り替わるようですが、それまでは恐らくマシンとハンドとハイブリッドで製造されていたのではないかと思います。 50年代などもっと古い型のAジルだと、もっとわかりやすくハンドハンマーな見た目と音ですが、この個体は、恐らくマシンも少し入りつつな時代のものではないかと思います。 ビートルズがエド・サリバンショーに出演して以降、膨大な受注に対応すべく機械化されていったという話もありますので、ビートルズが及ぼした影響というのは本当にものすごいですね・・(汗) そういえば、LUDWIGの偉い人も、ビートルズがエド・サリバンショーに出演した翌日から工場が3交代制の24時間稼働になったんだ。と言っていました^^; 恐らくどちらも本当の話なんでしょうね^^ という訳で、良いオールドAをお探しの方、ぜひお試しください!