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外観 ★★★★★
あまり使用感もなく新品同様のコンディション!!
サウンド ★★★★☆
コツコツ響く感じというよりも、とてもマイルドでダークなレガートの粒立ちが特徴のシンバルです。 リッチでダークな倍音が豊かな柔らかな音で、ビンテージシンバルのようなドライ感やトラッシーな響きとはちょっと趣が異なる印象です。 なので、アタック音自体は少し控えめな印象がありますが、これはこれで、優しく抜ける心地良い音色なので、特にピアノトリオなどで派手に鳴り過ぎて欲しくない時など絶妙な抜け方をしてくれそうです♪ Funchシンバル全般の特徴として、誰がどんな風に叩いても良い音がするというタイプのシンバルではなく、プレイヤー側で少しこのFunch Cymbals向けのタッチにアジャストしていく必要はある印象ですが、かなりクオリティの高いハンドハンマーシンバルです。 コンボスタイルがメインのJAZZドラマーで、OLD Kのようなシンバルをお探しの方にぜひお試し頂きたい一枚♪ スティックも入念にチョイスしたいところです♪
年式 ☆☆☆☆☆
現行モデル
総評 ★★★★★
デンマークのコペンハーゲンでシンバルを製作をしているラッセ・ファンチさんのブランド、Funch Cymbals(ファンチ シンバル)。 デンマーク国立音楽アカデミーでジャズの教育を受けた生粋のジャズドラマーであり、シンバルへの興味からブランドを立ち上げ、トルコのシンバル作りを学んで製造から最終パッケージまでを一人で賄っているそうです。 ベースになったシンバルを完全再現したと思われる“クローン”モデルや、歴代のドラマー達が相棒にしていたシンバルを強く意識して作られたであろう“トリビュート”モデルを中心に、ラッセさん自身のイメージでブレンドしたオリジナルのシリーズがラインナップされています。 クローンモデルに関しては、実際に各年代のOLD Kを所有していて、それを参考に製作しているという事なので、狙いや再現度も素晴らしいですが、それが実際にプレイされる場面を想定して、「これぐらいのタッチでこれぐらい響くように」とチューニングされているような印象を受けるものばかりです。 2022年現在、日本国内ではまだまだ見かけない非常にレアなシンバルですが、スピッチーノやクレイグ・ローリッセンとも違うけど、同じように製作者の魂のこもった新たなブランドとして今後も目が離せません!