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外観 ★★★★☆
約100年前とは思えない恐るべきコンディション。 当店でオーバーホール済みですが、スイッチの動きも素晴らしく各パーツの状態もとても良好です。 フープのフックについては、この年式だとブラス製のため、経年で爪が割れてしまう事があります。3ヵ所ほど当店のオリジナルパーツに換装していますが、他は全てオリジナルのフックが付いています。 このパーツ自体は、そうしょっちゅう割れてしまうものではありませんが、今後オリジナルがダメになってしまった場合も入手できるのでご安心ください。 この時期のスネアはエッジの折り返し部分を溶接して補強してあるのが大きな特徴です。 こういったシェルの構造の点でこの後の1930年代頃に登場するPIONEERモデルよりも重量感のあるヘヴィなブラスシェルになります。 また、年式的にもちょうど初代のブラックビューティが発売された頃のモデルになります。 ブラックビューティは、ブラックニッケルメッキ仕上げにハンドクラフトの彫刻が入っていますが、シェルの構造としてはこのALL METALスネアも全く同じ作りで、ブラックビューティと同じくこの当時のハイエンド機種になります。 年式と状態だけでも博物館クラスですが、さらに15インチというのがまた珍しい逸品♪ 今では14インチ以下が主流ですが、この頃は14か15がハイエンドのレギュラーサイズだったようですよ。
サウンド ★★★★★
ぬおぉぉ! ナンデスカコレハ!!! 凄い!めっっっっっっちゃんこイイ音がします!!! どっひゃー!! えーと、えーと、、、まず頭を整理しなきゃ言葉にならない。。 まず、音がものすごく太いです。 音圧も凄いし、これは15インチというサイズならではの音域でしょう。 同じモデルの14インチと比較すると、ピッチ感としてはより低いところを得意としていますが、単純に低い音という訳ではなくて、結構しっかりヘッドを張っても14インチよりも低く抜けるとか、存在感があるという印象です。 12インチのタムと13インチのタムの響き方の違いみたいな感じでしょうか。 スネアのキャラクターとしては、凄くレスポンスが良くてスナッピーの食いつきも良く、リッチで落ち着いた倍音と存在感のある響き、音量感や音の抜けの心地良さ。貫禄と余裕の鳴りでものすごく音楽的に素晴らしいスネアです。 経年の熟成や当時の工法からしても、現代のスネアでは決して到達できない領域だろうと言わざるを得ません。 こんなスネアにお目に掛かれて光栄に思います♪ 骨董品ではなくて、本当に現役バリバリです。 敬意を表してメインスネアとして大切に使い続けてもらいたい絶品!!
ヘッド ★★★☆☆
表は交換がオススメ! 表面:REMO / COATED AMBASSADOR 裏面:REMO / SNARESIDE AMBASSADOR
年式 ★★★★★
1920年代(恐らく1923〜27年頃)
総評 ★★★★★
ヘヴィブラスというと、現代ではスゴク重厚でヘヴィな音楽向けという印象がありますが、この年代だととても柔らかくて良く響く深みのある音色です。 当時のカタログには、小編成から大編成のオーケストラでどんなショーにも対応できるという表記になっています。 音質もとても柔らかくて、現代の“ヘヴィ”という認識とは少し異なり、アコースティックドラム感が強い至高のサウンドです。 流石に100年も前のスネアなので、欲しいとは思ってもなかなか勇気が出ない・・。という方も多いと思いますが、基本的な扱い方については今のスネアと同じで問題ありません。 シェルもパーツ類の強度的にも、今の楽器よりも工業製品感が少なく丁寧に作りこまれている印象で、むしろ現代の楽器よりもしっかりしていて壊れにくいと言っても差し支えありません。 もちろん、ビンテージスネアなりの気の遣い方だったり、フックパーツの予備などは必要ですが、それ以外に特別な対策などは必要ありません。 楽器を大事に使えている方であれば現代のスネアと同じ扱いで平気です。 管楽器や弦楽器だと100年、200年は当たり前?なものもあるので、楽器としての使用にはこれから100年先でもきっと現役で行けるぐらいの状態です。 専用サイズのGATEWAYオリジナルハードケース付き♪
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