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【GATEWAY特選中古】TAMA / 80's SUPER STAR カスタムチューンドスネア 14x5【送料目安:M】

型番 U.TAMA / 80's SUPER STAR カスタムチューンドスネア 14x5
SOLD OUT
■商品名:【GATEWAY特選中古】TAMA / 80's SUPER STAR カスタムチューンドスネア 14x5【送料目安:M】

■カテゴリー
タマ、スーパースター、バーチシェル、マホガニー、TDRストレイナー、

■シェル:バーチ6プライ+カスタマイズドリインフォース
■サイズ:14" × 5
■スイッチ:70's SLINGERLAND TDRストレイナー
■スナッピー:PURESOUND / P-1420
■フープ:TOP/TAMA 80's BRASSマイティーフープ、BOTTOM/70's ビンテージLUDWIG 1.6mmスティール
■カラー:80's TAMAスーパーマホガニー

■音量:小 ☆★★★★ 大
■音質:柔 ☆★★★☆ 硬
■音域:狭 ☆★★★☆ 広
■反応:悪 ☆★★★★ 良
■明るさ:暗 ☆★★★☆ 明

外観 ★★★☆☆

大きな傷などもなく綺麗な状態です。
スイッチが80年代頃のSLINGERLANDになって交換されている他、色々なカスタマイズ加工が施されています。

カスタマイズ加工は、日本のドラムテックの第一人者で、現在は国立音楽院の講師でもあり、当店の超ロングセラー商品、スーパースプリングの製造も監修して頂いている、山本健司さんによるもので、加工の内容は下記の通りです。

・スイッチを全面当たりと内面当たりを共用できる、80's SLINGERLANDのTDRストレイナーシステムに交換。
・内蔵ミュートの穴埋め他、純正スイッチの穴埋め加工。
・シェルに恐らく4PLYのリインフォースメントリングを製作&取り付け&エッジ加工。
・トップフープは当時のTAMAのマイティブラスフープに、ボトムは70年代LUDWIGの400などに使われている、1.6mm厚のスティールフープに換装。

サウンド ★★★★★

バーチシェル独特の輪郭のハッキリしたのまとまりのある鳴りと、パワフルなアタックがとてもバランス良くミックスされて、強めのストレートな響きがタマリマセン♪

元々のTAMAのスーパースターの感じよりももっとマッチョになった印象で、日本生まれ日本育ちのスーパースターが渡米して、別人の体格になって世界的なスーパースターとして帰ってきた!的な感じでしょうか(笑)

今で言えば、なんか鳴らしやすいDWっぽい響きかも!?という印象もあり、市販車ベースのチューニングカーみたいな感じで、とてもイイですよ♪

音質で言えば硬めの方にはなりますが、熟成されたバーチシェルのマイルドさがしっかり活きていたり、金属パーツも現行品よりも全体的にもっと柔らかい響きなので、カチンコチンな硬さとはまた違って、シェルの響きとのマッチングも素晴らしいです。

カスタマイザーの山本さんの視点を感じる加工に感服です^^

全面当たりスナッピーも装着できるので、ぜひそちらも楽しんでみてください♪

ヘッド ★★☆☆☆

表は活きがイイですが、裏面は交換がオススメ!
表面:REMO / CS COATEDのCSシールを剥がした状態
※CSコーテッドのCSシールを剥がすと、現行の00番コーテッドと同じフィルムになります。今のように00番コーテッドが簡単に入手できない時代はこういう風にしていたんですね。)
裏面:恐らく旧EVANSのH30(YAMAHAロゴ)

年式 ☆☆☆☆☆

1980年代前半頃

総評 ★★★★★

今回、このスネアは通常の中古入荷とは少し違い、店長が20代の頃にローディとして色々とプロの世界を勉強させて頂いたドラマーの一人、伊藤史朗さんからのお預かり品になります。
伊藤さんは、1980年代頃からスタジオドラマーとして活躍し、往年のヒット曲からアニメソング、劇伴、CM、教材、カラオケ音源、歌番組など、ありとあらゆる仕事をされています。
現在も、NHKのうたコンや、レコード大賞、紅白のハウスバンドなどなどなど、活躍の場を挙げればキリがない日本を代表するトップドラマーです^^

今回は膨大な器材を整理するにあたり、ぜひ格安で若いドラマーに引き継いでもらいたいというご厚意でお預かりしました。

カスタマイズ加工は伊藤さんから山本さんへの依頼で製作されたものです。

今でもドラムをカスタマイズするという事に関してはそこまでポピュラーとは言えませんが、80年代当時にここまでのカスタマイズやチューンナップを施していたというのが本当に驚きです。

インターネットやYOUTUBEもない時代、資料と言えばメーカーのカタログぐらいだったのではないかと思いますが、加工の内容としてはかなりアメリカのドラムの鳴り方や、音量感、構造を研究されたうえで、さらに伊藤さんの当時の現場に求められたサウンドにチューンナップされたのではないかと推察できます。

間違いなく未来のスーパースターの良き相棒になってくれることでしょう!