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外観 ★★★★☆
使用には問題ありませんが、エッジの小傷や若干のキーホールなどが見られます。 経年のわりには綺麗な状態です。
サウンド ★★★★★
素晴らしい一枚!! 2500gで少し厚めのシンバルではありますが、ピング音と響きのバランス、ピッチ感、抜けや音量のバランスなど、文句ナシの絶品です! もしも、これでサイズが22でもう少しだけ薄かったらきっとトニーみたいな音になってたんじゃないかと想像力が刺激されます♪ 少し厚めですが、アコースティックJAZZもいけるし、ビッグバンド系もラテン系もフュージョン系もいけるし、逆にJAZZエリア以外でもPOPS系でも極上の響きに酔えそうなシンバルです。 ブッ叩くのはやめた方がいいですが、音量もしっかりしているので、ロック系でも絶品のオールラウンドなシンバルですよ♪ ミディアムライドで最高の一枚は?と聞かれれば、迷わずこの子を推します!!
年式 ★★★★★
1959-66年代 INTERMIDIATE STAMP(インターミディエイトスタンプ)
総評 ★★★★★
ビンテージシンバルの最高峰、OLD K ZILDJIANは、現在トルコ系と言われている全てのシンバルのルーツとも言える位置付けになります。 平均相場は1インチあたり1万円とかなり高額ですが、これは、単に珍しいからという理由だけでなく、単純にレア度よりも音が断然良いからという証明でもあります。 他のブランドではどうしてもこの音が出ないんです。 現代では、それこそ本家のZILDJIANや、ISTANBULをはじめとしたトルコメーカー、マイネルもSABIANなどの大手メーカーも、スピッツシンバルやクレイグ・ローリッセンと言ったプライベート工房でも、各々の最高グレードにあるモデルは、みんながターゲットにしている音色と言っても過言ではありません。 (もちろん各社の解釈やエッセンスが別途加えられていますが!) もちろん、OLD Kならなんでもかんでもイイ音というわけではありませんが、これは男の30回ローンを発動してもいいレベルです♪ 最高にイイ音がするシンバルの世界にいざ!! とは言え、、いやいや、、、こんな高いシンバル無理っス。。。というか、、なんでこんなに高いの?!!という方も多いと思います。。。そりゃそうですよね。。。 そこで!!安心(説得)材料?を一つ! 1960年代、OLD Kが新品だった頃の値段(1963年頃)を調べてみると、20インチ(MEDIUMウエイト)は62ドルとなっています。 1ドルが360円の時代なので、62x360=22,320円、 昭和30年代後半から40年代前半頃がちょうど西暦1960年代ぐらいになりますが、 この頃で22,320円というと、当時の大卒の初任給(1963年は17,100円)より高い。。。 現代の初任給は20万円ぐらいだから。。。 えっ!!?ガーーーン!! そ、そうか、、、 ビンテージだから高いんじゃないんだ・・。 最初からそういう値段なんだ。。。。 という事で、値段設定への疑問は解決されましたね?! 今も昔も最高級のシンバルなのでご安心ください!(笑)