素晴らしいレスポンスと、上品で柔らかい音質なのに、余韻が綺麗に素早く減衰するタイトな鳴りがクセになるSonorlite。
ジャック・ディジョネットがキース・ジャレットのトリオで使っていたり、バーナード・パーディが教則ビデオで使っているのが有名です。
LITEというのは、lightの意味も入っているのか、当時のカタログではシェルの軽さも強調されています。
確かにシェルは、当時の最上位機種SIGNATUREの重厚なシェルと比べても対照的で、音色の傾向も全く異なります。
SIGNATUREは、個性の塊といっても差支えないようなソリッドでタイトでゴツン!という強力な音色ですが、このSonorliteは、ドーン!とファットに鳴ってくれて馴染みやすい響きが特徴です。
音色は柔らかいけど、シャープな立ち上がりと一瞬でピークまで鳴りきって、余韻を荒らさずに減衰する独特の響きは、日本やアメリカのドラムとはまた違った個性があってスバラシイの一言。
探していたという方はぜひ!
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