外観 |
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カバリングは恐らくリカバーだと思われます。
この当時のM4450という品番のモデルは、元々は12x10インチというサイズ設定のはずですが、ボトム側をシェルカットして8インチにしたものだと思います。
また、シェルカットの際にエンブレムの位置を動かしたと思われる加工痕があります。
タムホルダーの受けも、純正はダイヤモンド型が付いていたようですが、現行タイプ12.7mmロッド対応に換装されており、元のネジ穴を埋めた痕が残っています。
ラグも1ヵ所現行のものに差し替わっています。
意図的かどうかは不明ですが、ボトム側のエッジは、60年代ごろのヴィンテージGRETSCHに多く見られる、外側に向かって角度が下がっていくような“Reverse
Bevel”エッジ加工になっています。
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サウンド |
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腐っても鯛という言い回しは失礼になるかもしれませんが、さすがはGRETSCHと脱帽するレベルの音色です。
どうしてもオリジナルの仕様にこだわるという事でなければ、これはこれで現代的な音色とヴィンテージ寄りの音色がハイブリッドされたような印象でとてもおいしいサウンドです♪
上下でエッジの加工が異なるのも意外と面白い効果で、ピッチ的な部分で調整の幅を持たせたいときは、70年代のエッジを打面に、60年代GRETSCHのような、“いなたい”音色で少し伸びのあるサスティーンがお好みの場合は、Reverse
Bevelエッジの方を打面にするとイイと思います。
パワーも低音も段違いに深みがあって、やっぱGRETSCHスゴイな。。と素直に感心しちゃうサウンド♪
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ヘッド |
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まだ使用可能
TOP:恐らく当時の純正GRETSCH PERMATONE
BOTTOM:REMO / COATED AMBASSADOR
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年式 |
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恐らく80年代初頭 |
総評 |
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改造多数の為、大特価!
邪道と言われようが何だろうが、イイ物はイイ!
という事で大事にしてやってください!
実用面では、ちょっとヴィンテージ風の仕様で逆にイマドキかも。。
こういう風に改造してくれって言われたらあまり気は進まないけど。。
元が元だと、やったらやったで妙な説得力があるんだなぁ。。と勉強になりました(笑)
現行モデルの新品定価はなんと14まんえん。。。
早い者勝ち!
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