【ヴィンテージ】LUDWIG(ラディック/ 66's #404 ACROLITE 14"x5"SD
(66年 アクロライト 14インチX5インチ スネア)
シェル |
フープ |
スイッチ |
スナッピー |
アルミ |
TOP:ブラス
BOTTOM:スティール
8テンション |
オリジナル
P-83 |
オリジナル
プラスティックエンド
20本 |
音量
小★★★★★大 |
音質
柔★★★★★硬 |
音域
狭★★★★★広 |
反応
悪★★★★★良 |
明るさ
暗★★★★★明 |
外観 |
★★★★★ |
オーバーホール済みで非常に良好な状態♪
とても綺麗です。
アクロライトは、1963年頃の登場からこの1965年頃のものは、フープが希少なブラス製のものが多いようですが、66年式のこのスネア
は、打面側がブラスフープ、ボトムはスティールフープという仕様です。
スイッチのスライドカバーの部分の、調整ネジ受けの丸いところと、スナッピーコードを通す穴にメッキの剥がれ、錆が少し見られます。
※写真だとスナッピーコードの穴のところは亀裂にも見えますが、実際はメッキの剥がれと錆です。
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サウンド |
★★★★★ |
この後の年式のアクロライトから、フープが両面スティールになります。
この個体は、マイルドでドライな響きがまさにこの後の年式のものとそっくりですが、TOPフープの影響で、もう少しタイトなアタックで締りのある太い音色が特徴です。
この木胴でもなく、金属らしさもそれほどない、木と金属の間のような音色が本当に絶品♪
歌モノ系で長く使える相棒をお探しの方に!
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ヘッド |
★★★★★ |
まだまだ使用可能
打面:REMO / COATED AMBASSADOR
裏面:LUDWIG / C1114
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年式 |
★★★★★ |
恐らく1966年 |
総評 |
★★★★★ |
SUPRAPHONICと並ぶ、LUDWIGのもう一つの名器と言えば、このアクロライト!
これより前の年式になると、フープが両面ブラス製だったりしますが、ちょうど移行期だったのか、この個体はTOPのみがブラスです。
組立工場のおばちゃんも気づかなかったのか。。。
はたまた、1960年代のおばちゃん達の挑戦状なのか。。(笑)
でも、たぶん実際はそんなに深い意味があっての事ではなく、余っていたから付けたとか、気づかずに組み上げられたとか、そういう事だと思われます。
当店が調べた範囲では、当時はフープがブラスであるかスティールであるかをあえて謳っているような資料は見当たりませんでした。
そもそも、アクロライトはスチューデントモデルとして発表されたので、ハイグレード機種という位置づけではありません。
※スチューデントモデルだから雑な仕事だという意味ではなく。。。
アクロライトに限らずですが、年式ごとの細かな仕様の違いは、全て後の時代のLUDWIGマニア達がコツコツと調べあげてまとめたものがほとんどです。
確かに、、それほど心をつかまれるサウンドと言っても過言ではありません。
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