外観 |
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年式相応の傷など多少はありますが、外観は概ね良好です。
ただし、保管状態があまり良くなかったのか、全体的にシェルの内側のラグビスに錆が出ています。
特にFTは、湿気にもやられて錆びたラグビスの周辺にシミができてしまっているのが可哀想です。
使用には問題ありませんが、今後は少し保管に気を使って大事にしてあげてもらいたいと思います。
また、純正のタムホルダーは欠品していて現在では互換パーツも販売されていませんので、写真のようにスネアスタンドや何かRIMS系のアタッチメントを使ってタムをマウントする必要があります。
※写真のスネアスタンドは付属しません
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サウンド |
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あっ♪♪90年代のSONORっぽいかも♪
ポプラなので、ちょっと優しめの音ですが約11mmと肉厚のシェルで、意外とゴツンとしたソリッドなアタックです。
響きも広がり過ぎずで、正にこの鳴り方は当時の高級機種から受け継いでいる部分じゃないでしょうか♪
ポプラシェルは現行のFORCEシリーズでは、SMART
FORCEでも使われていますが、パワーや音質は現行のFORCEとはかなり印象が変わる別物です。
さすがはMADE IN GERMANYということでしょうか。。。
この頃のSONORらしさがちゃんと出ている音色です。
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ヘッド |
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そろそろ交換がオススメ
■TT打面&FT打面&BDフロント
AQUARIAN / JACK DEJOHNETTE シリーズ
■TT&FT裏面
SONOR / EP CLEAR(オリジナル)■BD打面
REMO / P3-318B CLEAR
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年式 |
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90年代(MADE IN GERMANY)
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総評 |
★★★★★ |
FORCE2000が発売された90年代当時は、高級グレードではDESIGNERシリーズなども発表された頃。
一般的なSONORのイメージと言えば、、、もはや車が買えるレベルの高級品であり、。、まさに高嶺の花です。
余談ですが、80年代〜90年代のSONORと言えば、国内のプロドラマーの間でも、「SONORを持ってないと仕事が来ない!!(汗)。。。」とまで言われるほど人気絶頂の時代だったそうです。
そんな時代に、SONORをもっと身近に!と言う事で開発されたのがこのFORCEシリーズですが、当時の日本では
高級機種の圧倒的な存在感と比較されてしまったのか、“こんなのSONORじゃない!!”という厳しい評価もあったそうです。
確かに当時の高級品と比べたら。。
まぁ、ちょっと同じ土俵に上げるのは可哀想ですが、、、
今となっては、逆に、独特のサイズ設定やシェルの厚みなどで、90年代SONORの懐かしい臭いがするFORCEという事でアリだと思います♪
さらに小ネタとしては、このセットのレア度の高さ!
当時の日本のカタログはもちろん、本国のカタログにもこの18BDやFTのサイズ設定というのは存在しません。
恐らくは、海外の量販店の特注モデル(当時はそういうのがよくあったそうです)ではないかと思われます。
なにはともあれ、この黄色にはやられちゃうでしょ!!?
どこかの有名な映画でも「FORCEと共にあれ。。。。」と言われているように、買って損なしの逸品という事です(笑)
愛情をかけて大事にして頂けるドラマーの方募集!
早い者勝ちです!
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