【ヴィンテージ】ROGERS(ロジャース) / 60'S #4402 HHスタンド
(60年代 #4402 ハイハットスタンド)
外観 |
★★★★★ |
経年の汚れやくすみはありますが、美しいの一言!
当店でオーバーホール済みで、とても良好です。
同時に入荷してきた#4401とは兄弟機で、こちらはフットボードとヒール部分が一体型のモデルになります。
ハイハットクラッチは当店のストックパーツで特別製作したROGERSとLUDWIGのハイブリッド!音も良いんですよ♪
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機能 |
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フットボードのデザイン以外は、兄弟機の#4401と同じです。
こちらのタイプも同様にボンゾが愛用していたと言われています。
この4402は、ヒール部分の下にある角頭ボルトを緩める事で、フットボードそのものを前後にスライドさせる事ができる、今で言うPEARLのペダルのパワーシフター機構のような機能を備えています。
ボードが前後する事で、ボード自体の角度も変わりますが、踏み込んだ時のスプリングの引っ張る角度が変化し、踏み心地も変わります。
1960年代でこういう構造を持たせているハードウェアは他には存在しないので、当時のROGERSの技術力の高さにはそれだけで脱帽モノです。
スプリング調節は、支柱パイプの裏返すと角頭ボルトがありますのでそれを回して調整します。基本的にはどのテンションでも柔らかい踏み心地と、足に吸いつくような自然な軽さが特徴なので、一体感も抜群です♪
スパイクも、支柱の下にある角頭ボルトを回して引き出す構造です。
シンバルは、乗せるスタンドのパイプの太さや重量で音が吸われてしまったりするのですが、このスタンドはそういう意味でもSSSランクです!
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年式 |
★★★★★ |
1960年代 |
総評 |
★★★★★ |
ROGERSのハイハットスタンド自体、最近は状態の良いものがなかなか見つからない状況が続いていますが、そんな中でレアな入荷です♪
ヒール一体型の特徴として、かかとの高さが約4cmというのが標準のポジションになります。※ヒール有のモデルは約2cm
押しバネ式(踏み込んだ時にスプリングが縮む)の自然な踏み心地と、そのバネとダイレクトに連結したフットボードで、アクションに全くロスがない素晴らしい構造です。
探していたという方はこの機会にぜひ! |