外観 ★★★★☆
全体的に打痕やくすみ、小傷、多少の汚れなどはありますが、エッジの損傷やダメージなどはありません。 良好な状態です♪ 刻印の下にうっすらとKaの文字が掘ってあります。 パッと見は傷のように見えますが、ロゴエンブレムになります。
サウンド ★★★★☆
繊細で綺麗な響きのシンバルで、良い意味でオールドシンバルのようなドライ感や、言葉のチョイスが難しいですが、独特の曇った感じの音色が特徴です。 そこまでパワフルではないので、コンボジャズの音量感や静かなウタモノなどのレンジになるでしょうか。 実際のウエイトよりも薄く感じるシンバルで、タッチにもシビアな印象です。 オーバーパワー気味だと倍音が広がりやすく、コントロールしにくい面もあります。 スティックもPRO MARKのエルビン・ジョーンズモデルぐらいのサイズ感の細めのJAZZスティックの方が相性が良さそうです。 現代で最も知名度のある、こだわりのハンドハンマーシンバル！！
年式 ☆☆☆☆☆
不明、恐らく2010年前後
総評 ★★★☆☆
OLD Kのサウンドに心酔し、ビンテージシンバルのサウンドをいち早くリバイバルさせたと言っても過言ではない、故ロベルト・スピッチーノ氏のハンドメイドシンバル。 ブライアン・ブレイドを始め、至高のプレイヤーたちに非常に愛されていることでも有名ですね。 スピッチーノはOLD K ZILDJIANと並んで今や世界的にも物凄くレアなシンバルですが、OLD K同様にどんなドラマーにもオススメかと言われると、そうとも言い切れません。 他のシンバルとの相性や、プレイスタイルとの相性をよく見極めてチョイスしたい一枚です。 このシンバルの音がピタっ！とハマるドラマーの元へ届いて欲しい！！ (レビュー/店長とら植木)
